- 春ねずみ -

harunezumi
「境界、融解」


<アーティストより>

自分は非常に自他境界が薄くてそれで困っているので、それを表現できていたら幸いです。
――主催者より

染められやすい自分自身はたやすく遊離し、意思を霞ませる。
愛らしい絵柄とは裏腹に、にじんだ境界線に深い苦悩が覗きます。

それは、なんだか私にも心当たりのある感覚です。

絵を描くことが、どうか、「わたし」を保つ手段になりますように。

→順路