- maedamaru -
夕闇に映える信号機
滲む街並み
震えた指先に思い出が絡む
言いたいこともあるし
言えないこともあるよ
僕の中の君は
灰にもなれない
まだ まだ
細胞まで染みた愛も土に帰る
心を孕む僕の脳が過去に縋る
君の熱は消えず形を日々変える
気配もなく でも確かにある
いつかは僕の名前を呼んでくれる?
<アーティストより>
maedamaruといいます。過度の人見知り、諸々グレーゾーンです。ひとりでほそぼそと、日記のような音楽をつくってsoundcloudにアップロードしています。
――主催者より
少し憂鬱な空に、そっとたゆたうような、そんな印象があります。
個人的に音圧の強いのがどうも苦手なのですが、
この当たりのやわらかい音は、私の耳にやさしくなじみます。
ふんわりと、ゆったりと、
現実から少し逃げさせてくれる、そんな音楽です。
→順路